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食品の栄養素とその働き・役割を紹介するブログ

食品・食材に含まれる栄養素の働きや役割について紹介していきます。

ミネラル ~リン(P)ってなに?~

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五大栄養素は、『たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル』のことです。

 

ミネラルと言っても、ビタミンと同じように数種類あります。

 

ミネラルを大きく分けると

 

  • 多量ミネラル

 

  →ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン

 

  • 微量ミネラル

 

  →鉄、亜鉛、銅、マンガンヨウ素セレン、クロム、モリブデン

 

になります。

 

では、リン(P)とはどんなものなのでしょうか。

 

リン(P)

 

リンは、体の中に最大で850g存在しています。

 

その85%はカルシウムやマグネシウムと結合し、骨や歯などといった骨組織に存在し、14%は軟組織や細胞膜に存在しています。

 

残りの1%は細胞の外の液体(細胞外液)に存在しています。

 

リンの機能

 

  • カルシウムと共に骨格をつくる
  • 生命活動で利用されるエネルギー(ATP)をつくる
  • 細胞の中にある核酸をつくる
  • 細胞膜リン脂質という細胞のもとをつくる

 

リンが不足すると…?

 

リンが不足すると、歯や骨が弱くなりますが、通常の食生活で不足することはありません

 

リンを過剰に摂ると…?

 

リンを過剰に摂ると、体内のカルシウムとのバランスが崩れてしまいます。

 

そうなると、骨のカルシウムが血液中に流れてしまい、骨が弱くなったり腎臓に負担がかかったりします

 

リンとカルシウムのバランスは、リン1に対してカルシウム2が良いとされています。

 

しかし、カップ麺などといったインスタント食品や、スナック菓子、ソーセージといったような加工食品にリンは含まれています

 

そのため、日本人はカルシウムの摂取量が少なく、リンを摂りすぎる傾向にあります。

 

そのため、これらの食品を摂りすぎるとリン過剰摂取につながってしまうので注意しましょう。

 

どんな食品に多く含まれるの?

 

リンは、プロセスチーズといった乳製品や、煮干し、高野豆腐、卵黄、アーモンドや魚介類などに含まれています。

 

牛乳や乳製品はリンとカルシウムのバランスが良いので、効率よく骨を強化することができます。

 

また、それ以外に多くの加工食品で品質改善などの目的でリンが使用されています