食品の栄養素とその働き・役割を紹介するブログ

食品・食材に含まれる栄養素の働きや役割について紹介していきます。

ビタミン ~ビタミンCってなに?~

「やさしさに包まれるレモンミントやさしさに包まれるレモンミント」のフリー写真素材

 

ビタミンは、大きく「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」の2つに分けられます。

 

  • 脂溶性ビタミン

 

   →A,D,E,Kの4種類に分けることが出来ます。

 

  • 水溶性ビタミン

 

   →B,Cの2種類に分けることが出来ます。

 

ビタミンCは「ビタミンCたっぷり!」とどこでも見聞きするようになりました。

 

では、ビタミンCってどんなものなのでしょうか。

 

 

~ 目次~

  

 

ビタミンC

 

ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンの一種で、化学名はアスコルビン酸です。

 

ビタミンCは、「壊血病」という病気を予防する物質として発見されました。

 

壊血病」とは、全身の血管がもろくなって歯ぐきや内臓から出血し、そのまま死にいたる病気です。

 

大航海時代、船員が新鮮な食品を食べることができず、多くの船員がこの壊血病で亡くなったそうです。

 

ある時、イギリスの海軍医が柑橘類を食べさせることで

 

壊血病を予防することができるのことを発見し、

 

それから船員はジュースなどを摂って予防したそうです。

 

しかし、ビタミンCが明らかになったのは、なんと約200年後になります。

 

ビタミンCの働き

 

  • 皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須
  • 抗酸化作用
  • ビタミンEと協力し、活性酸素を除去して細胞を保護

 

ビタミンCが欠乏すると…?

 

ビタミンCが欠乏すると、ビタミンCの働きである「コラーゲン合成」ができないので、血管がもろくなり、出血しやすくなります

 

また、ビタミンCが欠乏すると、壊血病になりやすくなります。

 

たばこを吸っている人は、吸っていない人と比べて、ビタミンCの必要性が高いので注意しましょう

 

壊血病の症状

 

壊血病の症状は、顔色が悪い、イライラ、疲労倦怠、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害などです。

 

ビタミンCを過剰に摂ると…?

 

通常の食生活を送っている人で、ビタミンCの過剰摂取による健康障害が生じたという報告はされていません

 

また、ビタミンCは過剰に摂取しても、消化管からの吸収が減り、尿と一緒に排泄されます。

 

そのため、1日に1g以上のビタミンCを摂取する必要性はないとされています。

 

ただし、腎機能障害がある人がビタミンCを数g摂るという過剰摂取により、腎シュウ酸結石のリスクが高まることが分かっているので、注意が必要です。

 

 

 どんな食品に多く含まれるの?

 

 ビタミンCは、レモン、アセロラ、じゃがいも、いちご、はっさく、赤ピーマンなどといった野菜や果物を中心に含まれています。

 

+α

 

 ビタミンCは、熱によって壊されやすい性質をもっています。

 

しかし、じゃがいものビタミンCは、じゃがいものデンプンによって守られているので、熱によって破壊されるビタミンC量が他の食品と比べて少ないです。