食品の栄養素とその働き・役割を紹介するブログ

食品・食材に含まれる栄養素の働きや役割について紹介していきます。

ビタミン ~ビタミンKってなに?~

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ビタミンは、大きく「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」の2つに分けられます。

 

  • 脂溶性ビタミン

 

   →A,D,E,Kの4種類に分けることが出来ます。

 

  • 水溶性ビタミン

 

   →B,Cの2種類に分けることが出来ます。

 

 

ちょっと関係ないですが、脂溶性ビタミンが何だったか思い出す方法として、

 

脂溶性ビタミン=D、A、K、E(だけ)

→『脂溶性ビタミンだけ』

 

とか言って覚えていたりしました。

 

 

では、ビタミンKとはどのようなものなのでしょうか。

 

ビタミンK

 

ビタミンKとは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンの一種です。

 

ビタミンKには、ビタミンK1というフィロキノンと、メナキノン類があります。

 

栄養上で特に重要なのが、動物性食品に広く分布しているメナキノン-4(ビタミンK2)と、

 

納豆菌が産生するメナキノン-7です。

 

 

ビタミンKの働き

 

  • 血液を固めてくれる血液凝固因子を活性化し、血液が固まるのを促進する
  • 骨形成を調整し、骨を健康に保ってくれる
  • ビタミンK依存性たんぱく質MGPという物質を活性化し、動脈が石灰化して固まるのを抑制する

 

ビタミンKが不足すると…?

 

血液凝固因子を活性化し、血液凝固を促進するのがビタミンKの働きの1つです。

 

そのため、ビタミンKが不足すると、血液が凝固するのが遅くなります

 

ですが、普段の食生活では、ビタミンKが不足する心配はありません

 

しかし、ビタミンKは胎盤を通過しにくく、母乳中に含まれているビタミンK量が少ないことなどから、

 

新生児はビタミンK欠乏症になりやすいです。

 

そのため、病院などの臨床領域では、出生後すぐにビタミンKの経口投与が行われています

 

ビタミンKを摂りすぎると…?

 

ビタミンKのフィロキノンとメナキノンは、大量に摂取しても毒性は認められていません

 

メナキノンー4が骨粗鬆症の治療薬として45mg/日の用量で処方されていて、

 

これまでに安全性に問題はないと証明されています。

 

また、この量を超えて服用されて、副作用がでた例がないので、「一日にこの量以上に摂ると、健康障害が生じるよ」という耐用上限量が設定されていません。

 

どんな食品に多く含まれるの?

 

ビタミンKは納豆に多く含まれています

 

その他には、ほうれん草や小松菜など緑黄色野菜に含まれています

 

ワーファリンという薬を飲んでいる患者は、血液凝固が遅延しているので、

 

ビタミンKが多く含む食品、特に納豆を禁忌としています。