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食品の栄養素とその働き・役割を紹介するブログ

食品・食材に含まれる栄養素の働きや役割について紹介していきます。

ミネラル ~ナトリウムってなに?~

「鮎の塩焼き鮎の塩焼き」のフリー写真素材

 

五大栄養素は、『たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル』のことです。

 

ミネラルと言っても、ビタミンと同じように数種類あります。

 

ミネラルを大きく分けると

 

  • 多量ミネラル

 

  →ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン

 

  • 微量ミネラル

 

  →鉄、亜鉛、銅、マンガンヨウ素セレン、クロム、モリブデン

 

になります。

 

では、ナトリウムとはどんなものなのでしょうか。

 

ナトリウム

 

ナトリウムは、カルシウム、リン、カリウムに次いで多く体内に存在しています。

 

ナトリウムの3分の1は骨にあり、残りは細胞の外の液体(細胞外液)に存在しています。

 

+α 食塩相当量

 

通常の食事による主なナトリウムの摂取源は、食塩や食塩が入った調味料です。

 

食塩とは、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)が結合してできた塩化ナトリウム(NaCl)のことです。

 

このように人は、ナトリウムを、塩化ナトリウムという形で摂取します。

 

そこで、ナトリウムの摂取量を食塩相当量で表現することが多いです。

 

食塩相当量

ナトリウム量(g)×2.54

 

+α 「食塩」と「塩分」は違う意味?!

 

食塩相当量のことを「食塩」と呼ぶこともありますが、「塩分」とも呼ばれています。

 

しかし、塩分には、食塩と食塩相当量としての意味はありません。

 

なぜなら、塩分というのは、「NaCl」としての意味もあるし、Na以外にMg(マグネシウム)が入ったものも指すからです。

 

下に簡単にまとめてみました。

 

食塩とは、「NaClというNaだけのもの」

塩分とは、「NaClやMgClなど、Naだけでないもの」

 

ナトリウムの働き

 

  • 細胞機能を維持
  • さまざまな体内の環境(浸透圧・pH)を整えている
  • 胆汁や膵液、腸液などの材料

 

ナトリウムが不足すると…?

 

通常の食事をしていれば、ナトリウムが不足することはありません。

 

しかし、大量に汗をかいたときや、激しい下痢をしたときはナトリウムが失われます

 

不足すると、血液の循環量が減ってしまうので、倦怠感や疲労感を起こします。

 

そうなる前に、OS1などの塩分が入っている補給水を飲むようにしましょう。

 

ナトリウムを摂りすぎると…?

 

必要以上に摂取すると、ナトリウムを体内から排出してくれます。

 

しかし、これも時間がかかるので、毎日続けて必要以上摂ると、

 

体内に残ってしまいます。

 

体内のナトリウム量が増えると、血液の濃度が濃くなり、もとの濃度に戻そうと細胞の水分を持ってきます。

 

その結果、血管の血液の量が増え、高血圧になりやすくなります。

 

また、食塩摂取量が増えるに従い、胃がんのリスクが高くなるということが報告されています。

 

どんな食品に多く含まれるの?

 

ナトリウムは、調味料である食塩、味噌、醤油、固形コンソメや、

 

いかの塩辛や、明太子など魚介加工類といったもの、

 

漬物や梅干し、昆布茶などに含まれます。

 

体に摂ってはとても重要ですが、これらを摂りすぎるのはよくありません。

 

おいしいからついつい食べてしまうこともありますが、注意しましょう。