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食品の栄養素とその働き・役割を紹介するブログ

食品・食材に含まれる栄養素の働きや役割について紹介していきます。

ミネラル ~亜鉛(Zn)ってなに?~

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五大栄養素は、『たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル』のことです。

 

ミネラルと言っても、ビタミンと同じように数種類あります。

 

ミネラルを大きく分けると

 

  • 多量ミネラル

 

  →ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン

 

  • 微量ミネラル

 

  →鉄、亜鉛、銅、マンガンヨウ素セレン、クロム、モリブデン

 

になります。

 

では、亜鉛ってどんなものなのでしょうか。

 

亜鉛(Zn)

 

亜鉛は古くから使われてきています。

 

現在では、例えば5円玉だったり(亜鉛と銅の合金=黄銅というもの)、トタン(亜鉛に鉄をメッキしたもの)があります。

 

亜鉛は体内に2000mgあります。

 

60%は筋肉に存在し、20%は皮膚、残りの20%は脳や肝臓、腎臓などに存在します。

 

男性の場合は、前立腺に多く存在します。

 

+α 亜鉛の吸収率には鉄と銅が関係する?!

 

亜鉛の吸収率は約30%とされますが、鉄や銅とも拮抗します。

 

例えば、鉄や銅の摂取量が多いと亜鉛の吸収が悪くなります

 

逆に亜鉛の摂取量が多いと、鉄や銅の吸収が悪くなり、鉄と銅が不足気味になる可能性があります

 

亜鉛の機能

 

  • 構造の維持(味覚を正常に保つ・抜け毛の予防・男性生殖器の維持など)
  • 触媒作用(酵素の働きを活性化など)
  • 調節機能(骨代謝、皮膚代謝など)

 

亜鉛が不足すると…?

 

日本の通常の食品を食べていて亜鉛が欠乏することはあまりありませんが不足すると、味覚障害や皮膚炎、成長障害、性腺発達障害、慢性下痢、神経感覚障害、認知機能障害などの欠乏症が報告されています。

 

亜鉛を過剰に摂ると…?

 

通常の食品で過剰症になったという報告はされていません。

 

しかしサプリメント亜鉛強化食品を、継続的に過剰に摂ると銅の吸収がされにくくなります

 

そのため、銅の吸収阻害による貧血や銅欠乏などになることがあるので、過剰に摂らないように注意しましょう

 

 

どんな食品に含まれるの?

 

亜鉛は、動物性食品に多く含まれます。

 

例えば、牡蠣(かき)やホタテ、ズワイガニの缶詰、カタクチイワシなどがあります。

 

また、赤身が強いものに亜鉛が含まれています

 

そのため、豚肉よりも赤身が強い牛肉の方が亜鉛が多く含まれています

 

+α 亜鉛の吸収を妨げる食品

 

亜鉛は多くの食品と結合して体外に排出されやすい性質をしています。

 

そのため、亜鉛は吸収されにくいです。

 

亜鉛の吸収を妨げる食品としては、以下のものが挙げられます。

 

 

などがあります。

 

そのため、偏った食生活や、加工食品ばかりの生活にならないよう、注意しましょう。